【輸入ハーレーは本当に安い?】国内相場・維持費・再販まで含めた総コスト完全比較

目次

はじめに|「輸入ハーレーは安い」は本当なのか?

ハーレーダビッドソンを購入しようと考えたとき、多くの人が一度は耳にする言葉があります。

  • 「輸入ハーレーは安い」
  • 「国内正規品よりもかなりお得」

確かに、輸入ハーレーは国内正規品と比べて車体価格が安いことが多いです。しかし、その一方で以下のような声も聞かれます。

  • 「整備や修理に予想以上の費用がかかった」
  • 「維持費が高く、結局国内正規品と変わらなかった」

では、実際のところ輸入ハーレーは本当に安いのでしょうか?それとも、結果的に高くつくのでしょうか?

結論を先に述べると、輸入ハーレーが「安くなる人」と「高くなる人」ははっきり分かれます。そして、その差を決めるのは車体価格だけではなく、総コストです。

この記事では、以下のポイントを詳しく解説しながら、輸入ハーレーと国内正規ハーレーを総額で比較します。

  • 購入時の初期費用
  • 維持費(3年・5年スパン)
  • トラブル・リスクコスト
  • 売却時(再販価格)

これを読めば、輸入ハーレーが本当にお得かどうか、あなた自身で判断できるようになります。


結論|輸入ハーレーは「総コストで見なければ意味がない」

まず最初に、この記事の結論を整理しておきます。

  • 車体価格だけを見ると、輸入ハーレーは確かに安い
  • しかし、初期整備や改善費用を含めるとその差は縮まる
  • 維持費は車種や年式によって大きく変動する
  • 最終的な差を決めるのは「売却時の金額」

つまり、**「買うとき」ではなく「買ってから売るまで」**を考えないと、正しい判断はできません。


比較①|購入時の初期費用はどれくらい違う?

輸入ハーレーの初期費用内訳

輸入ハーレーを購入する際、車体価格以外にも以下の費用が発生します。

  • 車体価格:海外から購入するための基本価格
  • 海外輸送・通関費:日本までの輸送費用と通関手続き費用
  • 改善費:日本の保安基準に適合させるための改造費用
  • 車検取得費:日本国内での登録に必要な車検費用
  • 初期整備費:購入後すぐに必要な整備費用

実例:ダイナの場合

  • 車体価格:140万円
  • 輸送・通関費:15万円
  • 改善費・車検費:15万円
  • 初期整備費:5万円

▶ 初期総額:約175万円


国内正規ハーレーの初期費用内訳

国内正規品の場合、費用構成はシンプルです。

  • 車体価格:国内ディーラーでの販売価格
  • 登録・諸費用:ナンバー取得や登録にかかる費用

実例:同等年式ダイナ

  • 車体価格:210万円
  • 諸費用:10万円

▶ 初期総額:約220万円


初期費用の結論

  • 輸入ハーレー:175万円
  • 国内正規ハーレー:220万円

👉 この時点では輸入が約45万円安い

ただし、これはあくまで「初期費用だけ」の話です。


比較②|維持費で差は出るのか?(3年・5年想定)

輸入ハーレーの維持費(平均)

輸入ハーレーの年間維持費は以下の通りです。

  • 車検(2年に1回):年換算 3〜6万円
  • 定期整備・消耗品:3〜7万円
  • 電装・燃調など軽トラブル:0〜5万円

▶ 年間平均:10〜20万円

5年間の維持費目安

約60〜80万円


国内正規ハーレーの維持費(平均)

国内正規品はディーラー整備や保証があるため、安定しています。

  • 車検・点検:年換算 4〜6万円
  • 消耗品:3〜5万円
  • トラブル対応:ほぼ保証内(初期)

▶ 年間平均:8〜15万円

5年間の維持費目安

約50〜65万円


維持費の結論

  • 輸入ハーレーはやや高くなる可能性あり
  • ただし、差は年間数万円レベル

👉 「輸入=維持費が激高」というのは誤解


比較③|トラブル・リスクという“見えないコスト”

ここが輸入ハーレーの評価を分けるポイントです。

輸入ハーレーで起きやすい追加コスト

輸入ハーレーでは以下のようなトラブルが発生しやすいです。

  • 電装トラブル:配線の不具合やショート
  • 燃調の再調整:エンジンの調整が必要になる場合
  • 配線修正:日本仕様に合わせた修正
  • バッテリー・レギュレーター交換:消耗品の交換

これらの費用は1回あたり数万円〜10万円未満がほとんどです。


国内正規の安心コスト

国内正規品の場合、以下のサポートが受けられます。

  • メーカー保証:一定期間内のトラブルは無償対応
  • リコール対応:メーカーが責任を持って修理
  • ディーラーネットワーク:全国のディーラーで整備可能

これにより、突発的な出費の不安が少なくなります。


リスクコストの結論

  • 輸入ハーレー:知識があれば管理可能
  • 国内正規ハーレー:考えなくて済む安心感

👉 お金よりもストレス耐性の違い


比較④|売却時(再販価格)で差は埋まるのか?

ここが総コスト比較の最重要ポイントです。

輸入ハーレーの再販傾向

  • 人気車種(FXR・エボ・キャブスポ)は強い
  • 書類・状態が良ければ高値
  • 事故歴・整備不良は大きく下がる

例:5年後売却

  • 購入価格:175万円
  • 売却価格:110万円

▶ 実質差額:65万円


国内正規ハーレーの再販傾向

  • 安定して売れる
  • 大きく下がらないが、上振れもしにくい

例:5年後売却

  • 購入価格:220万円
  • 売却価格:130万円

▶ 実質差額:90万円


再販の結論

👉 売却時に差がつき、輸入が逆転するケースが多い


総コスト比較|5年間で本当にいくら違う?

ダイナ(同等条件・5年保有)

輸入ハーレー

  • 初期費用:175万円
  • 維持費:70万円
  • 売却:−110万円

▶ 総コスト:135万円

国内正規ハーレー

  • 初期費用:220万円
  • 維持費:60万円
  • 売却:−130万円

▶ 総コスト:150万円


結論

👉 5年トータルで輸入が約15万円安い

※車種や状態によっては差がさらに広がる可能性あり。


輸入ハーレーが「得になる人」

  • 相場や基礎知識を調べられる
  • 初期整備費用を想定できる
  • 信頼できるショップがある
  • 売却まで考えている

👉 総コストで勝ちやすい


国内正規が「得になる人」

  • トラブルが強いストレスになる
  • 時間をかけたくない
  • 完成品として乗りたい
  • 保証を重視する

👉 精神的コストが安い


後悔しないための最終チェック

  • 車体価格だけで判断していないか
  • 初期整備費を予算に入れているか
  • 売るときのことを考えているか
  • 相談できる店があるか

これがすべてYESなら、輸入ハーレーは「本当にお得」になりやすい選択です。


まとめ|輸入ハーレーは「総コスト」で見れば答えが出る

  • 初期費用は輸入が安い
  • 維持費差は小さい
  • 再販で差がつく
  • 知識と準備で“得”になる

輸入ハーレーはギャンブルではありません。正しく比較すれば、納得して選べる選択肢です。

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